つつましく紅葉2006年11月26日 09時24分11秒

お店入り口においてあるケムリ(煙)の木。
店脇に植えてあるウラジロの木。

きのう、大宮の友人が
西べりの桜の紅葉を写真に収めようと来店。
葉ひとつ無い桜の姿に呆然。

畑も収穫を終え、冬支度。(次の写真)

そんな中、店の入り口を秋色に飾ってくれたのが
二本の木立です。

ケムリの木は5月頃ほわあっとしたケムリのような
花(綿毛のよう)をつけて
植物愛好家の目を楽しませてくれる木です。
晩秋にこんなに色づくとは思いも寄りませんでした。


見沼田んぼは冬支度2006年11月26日 11時01分38秒

ご覧のように
畑の土がはだけているのは
収穫の終わった証。

25日(旧暦10月5日)の朝は初霜。
畑の上にパウダーをまいたようで
きれいでした。
★来年の旧10月5日は新暦11月14日。
 この頃に「初霜」があるかも。

旧暦は、季節の移ろいがわかりやすい。
農家では、いまでも旧暦を利用していることが
多いようです。

気象庁がこの冬の暖冬予報を出しました。が、
旧暦研究家はもうずーっと以前(10,20年~もっと以前から)
2006年の冬は暖冬であると予測していました。
  (ちなみに、次に閏月が入るのは2009年5月、
    したがって、2009年は夏が長く、冬は暖冬になる)

旧暦は月の運行を基にした暦。
一ヶ月が29日か30日。
太陽暦と比較すると一年で11日くらいズレが出てくる。
したがって、2.3年に一度「一ヶ月多くして」調整する。(閏月)
今年は閏月が7月にあたり、6月、7月、閏7月、8月・・
となりました。
夏場が4ヶ月もあったので冬が後ろにずれこんだのです。

ちょっとわかりづらいと思いますが、
これが自然の移ろいとぴったり来るのですから
不思議です。

昔の人は、科学的知識も無いまま、
自然と格闘し調和しながら農耕生活をしていました。
その長い体験の積み重ねから
月を基にした旧暦を作り上げてきたのでしょうね。